読書感想「残酷な王と悲しみの王妃 (集英社文庫)」中野京子

まだ王家が国を治めていた時代、王家の結婚は全て政略結婚で女は道具として扱われていた。今からは信じられない事であるけれど。 王女達は首をはねられたり幽閉されたりと、とても幸せな時を過ごしたとは言い難いが、一時的にでも王女に上り詰めたという事実をみると、その時代では大成功だったのかもしれない。